heath solo works heath THE LIVE everliving everloving
HEATHの逝去から約1年を経て、2024年10月27日に行われた【heath solo works heath THE LIVE everliving everloving】

この公演はHEATHのソロ楽曲を演奏するライブです。PATAやSUGIZOなど彼と親交が深く、そして彼が敬愛するミュージシャン達がHEATHの遺志を継ぐべく集結しました。
SUGIZO,PATA
Ken Ayugai(TOBYAS)
Lüna (Eins:Vier)
TAIJI FUJIMOTO(ex.D.T.R)
Jun (Valentine D.C.)
KAZUNO(ex.Moi dix Mois)
tezya (tezya&the sightz)
JO:YA(ex.DopeHEADz)
Shame (DopeHEADz,Ravecraft)
TAIZO
Taji(ex.AUTO-MOD)
TACOS NAOMI MORRIE
HEATHのベースとシールド大ファンのMORRIEさんと感動の共演

ライブ中盤ではMORRIE(DEAD END)がステージに姿を現した。HEATHは10代の頃からMORRIE(DEAD END)の大ファンで、ライブにも通い、出待ちすることもあったほどのFAN。 MORRIEさんはインタビューを受けるまでこのことを知らなかったらしいです。
叶わなかったHEATHの望み
MORRIEさんは、HEATHとは付き合いはなかったけど、BAKIさんと一緒にユニットをやろうという話になってメンバーを探していたそうです。ギターはSUGIZOに決まったそう。
ベースに誰かいないか聞くと、SUGIZOが 『HEATHはどうかな』と言い、SUGIZOの【四半世紀ライヴ】のときのHEATHの印象がすごく良かったのでMORRIEさんも「いいね!」ということになったようです。
それで、 SUGIZOからHEATHのメールアドレスを聞いてMORRIEさんがHEATHにメールしたようです。
「“こういう流れでBAKIさんと一緒にやるのでベースをやってくれるとありがたいです。お願いできますか?」それが 2023年の9月。
HEATHの返信が、『光栄でむちゃくちゃやりたいですけれども、ちょっと今療養中でご迷惑をおかけすると思います。本当に残念ですけど、できません』
そのメールには“病気のことはメンバーにも言っていません”とあったそう。その1ヶ月後には亡くなってしまってとても驚いたとHEATHの本でMORRIEさんも語っています。
HEATH愛用のベースとシールドを使用してJunさんが演奏「Faith」と「Daydream」が届けられた。HEATHはとMORRIEさんと果たすことができなかった共演を、こういう形で実現できて喜んでるかな
こういうライブを開催していただいて、HEATHを想うミュージシャンの方々、感謝します。きっとHEATHベース持って優しい笑顔してるのかな…
2023年10月に急逝したX JAPANのベーシスト、HEATHを偲ぶアーティスト・ブック
インディーズでのいくつかのバンド活動を経て、1992年にX JAPANに加入して鮮烈なデビューを果たしたHEATH。1995年からはソロ活動も開始し、1stシングル「迷宮のラヴァーズ」がテレビアニメ『名探偵コナン』のエンディング・テーマに起用されて話題となった。1997年のX JAPAN解散後は、ソロ活動のほか、Dope HEADz、RATS、Lynxなどのバンドを結成。 2007年のX JAPAN再結成以降は、北米ツアーをはじめ世界規模での活動を行なったが、2023年10月29日に急逝した。
本書は、生前に撮影されたさまざまな年代の写真を中心にしつつ、使用機材の紹介、雑誌『ベース・マガジン』に掲載されたインタビュー記事の再録、ベース・スコアを掲載するほか、HEATHにゆかりのあるミュージシャンを中心に関係者へのインタビューも実施し、孤高の存在として謎に包まれていた部分も多かったHEATHの人物像や音楽面を振り返る。